Webライターの落とし穴?!間違いやすい日本語をご紹介

すでにWebライターとしてのキャリアをスタートさせた人なら、「いつも同じ言い回しになってしまうな…」と感じたことがある人も多いでしょう。そんな時には、勉強をして語彙力を高める人が多いですが、勉強している間に今まで使っていた言葉が間違っていると気づいたことはありませんか?今回はそんな「間違いやすい日本語」についてご紹介します。

Webライターは言葉を扱うプロフェッショナル?

Webライターは、いろいろな言葉を使って、読者が分かりやすく・読みやすい記事を書きます。語彙力が少ないと文章が単調になってしまったり、幼稚に見えたりして非常に読みにくくなります。そんな時にいろいろな言葉や言い回しを使って分かりやすい記事が書けるのがプロのWebライターです。

参考にしてたサイト自体が間違っていることも…

普段参考にしているライターの記事や、サイトの記事を読んで言葉の勉強をしている人もたくさんいますが、そのサイト自体で使っている言葉や言い回しが間違っているということもあります。間違った情報を参考にしないためにも、しっかりと知識を持った人に教えてもらうか、書籍を読むなどで勉強することをおすすめします。

Webライターが間違いやすい日本語をご紹介

日々記事を執筆したり、記事を読んでいたりすると、間違いやすい日本語に出会います。その数はかなりはたくさんありますので、なかなか覚えきれないのが現状ではないでしょうか。間違いやすい数多くの日本語の中でも特にWebライターが間違いやすい日本語があります。特に間違いやすい日本語を5つご紹介しますので、順番にチェックしていきましょう。

間違いやすい日本語(1)『力不足』『役不足』

よく間違われるのがこの『力不足』と『役不足』です。この2つの言葉は似たような言葉に感じますが、実は全く意味の異なる言葉です。『私は力不足でできません』という文章の場合は、”自分の力が及ばず、仕事ができない”という意味合いになりますが、『私は役不足でできません』の場合は、”自分の力量に対して仕事(役割)が簡単すぎる”という意味になります。自分に自信がなくて心配な気持ちを表現したい場合は、『力不足』を使うと良いでしょう。

間違いやすい日本語(2)『陳腐』

色々な場面で使える『陳腐』という言葉は、多くの場合「つまらない」といった意味合いで使用されることが多いです。しかし、本来の意味は「ありふれている」や「平凡」といった意味合いです。その為、『陳腐な表現』や『陳腐な言い回し』というのは、「つまらない表現」ではなく、「平凡な表現」という意味になりますので、本来伝えたい意味と変わってしまいます。この言葉を使うときは、「ありふれた様子」や「平凡な様子」を表現したい時に使うようにしましょう。

間違いやすい日本語(3)『確信犯』

『確信犯』という言葉も間違いやすい日本語です。『確信犯』を「悪い事と分かっていながら行う犯罪」という意味合いで使っている人が多いですが、実は違います。本来の意味は「これは正しい事なんだと確信して犯罪を行うこと」です。その為、政治的な信念や宗教的な信念によって犯罪を犯す人を『確信犯』と呼びます。

間違いやすい日本語(4)『二の舞を演じる』

『二の舞を踏む』と誤って使ってしまう人がいますが、『二の舞を演じる』が正しい言い方です。『二の足を踏む』と混ざってしまっている可能性が高いのですが、『二の舞を演じる』は、蔵面を付けて舞う雅楽のひとつが由来になっているので、『踏む』ではなく『演じる』となります。このように語源を知っていることで間違いにくくなる言葉もありますので、迷ってしまったら積極的に調べてみることをおすすめします。

間違いやすい日本語(5)『シミュレーション』『コミュニケーション』

カタカナ語の中にはたまに間違って表記してしまっている人がいます。例えば「シミュレーション」を「シュミレーション」や、「コミュニケーション」を「コミニュケーション」などです。音だけで覚えているとこのように誤ってしまうこともありますので、しっかり活字を読んで正しい表記を覚えたり、単語のスペルを意識してみると、正しい読み方や表記の方法を覚えられます。カタカナ語を使用する場面が多い人は、特に注意しましょう。

初心者ライター必読!間違いやすい日本語を勉強するのに最適な書籍をご紹介

Webライターは毎日記事を書いていると、なかなか自分の癖や間違いに気づくことができません。そんな時に便利なのが、本を読むということです。「正しい日本語」は、記事を執筆するときだけでなく、クライアントとのやり取りの際も必要となります。本を読みながらわかりやすい文章の書き方も学べますし、「間違いやすい日本語」が学べる本を読めば、読んでいるうちに間違いに気づける場合もあります。そこで、Webライターにおすすめの本をいくつかご紹介します。

おすすめの書籍(1)前田 安正/朝日新聞校閲センター長が絶対に見逃さない間違えやすい日本語

こちらの本は、朝日新聞の最後の砦「校閲者」が間違いやすい日本語を厳選した本です。使い方の例も載っているので、すぐに記事の執筆に活かすことが出来ます。また、言葉の背景を探った「ウンチク」や「どちらがどう正しいか」がしっかり説明してあるので読むとスッキリすること間違いなしです。

おすすめの書籍(2)日本語研究倶楽部/日本人の知らない 間違いやすい日本語辞典

こちらの本では、日本語の書き間違いや四字熟語の書き間違い、ついうっかり言い間違ってしまう日本語など、カテゴリごとに分かれてわかりやすく説明してあります。正しい書き方と誤った書き方など200の事例が載っているので、すぐに実践することが出来ます。ライティングだけでなく他のビジネスシーンにも十分に活かすことができます。

おすすめの書籍(3)日本エディタースクール/日本語表記ルールブック

こちらの本は、紙媒体・web媒体問わず、日本語で媒体を作るときの標準的な「約束事」が書かれています。 実際は携わる媒体やクライアントによって約束事は変わりますが、基本となる約束語をを知っておくことで、迷った時にも参考になります。Webライターも含め、web媒体に携わる人なら一度は読んでおきたい一冊です。

気づけなくても安心!ライターステーションなら適切なフィートバッグがもらえる!

間違いやすい日本語に注意し、日々勉強しながら記事が執筆出来れば理想的ですが、納期が近い場合などはそうもいきません。生活をするためにもしっかり稼がなくてはなりません。そんな忙しいWebライターにおすすめなのは、「しっかりとした知識のある人に適切なフィードバックがもらえる環境」で執筆するということです。ライターステーションでは、担当のディレクターが記事をチェックし、適切なフィードバックをします。その為、フィードバックを受けたら次の記事からしっかりと活かすこともできます。自分のクセや間違いをチェックしてもらいながら、しっかり稼げるライターステーションで、ステップアップを目指して行きましょう。

この記事を書いた人

ライステ編集部:和賀
ライステ編集部:和賀
1,200名以上登録されてるライタープラットフォーム:ライターステーション責任者。2024年より「記事作成代行サービス」や「Hubspot導入支援」、「インタラクティブ動画」など、コンテンツマーケティングに関する支援を開始。

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