Webライターとして独立した元会社員ライターのお話

いまや数多くの企業が、メディアを使った情報発信に力を入れています。ポータルサイトはもちろん、SNSアカウントやまとめサイトも積極的に使われていますよね。

世間の人々はごく一般的にスマホを持ち、テレビではたびたびIoTに関する話題が取り上げられています。これは、私たちとWebとの距離感が、以前よりも格段に近くなったということ。

一般の方がごく当たり前にWebから情報を得るようになったのであれば、発信されている情報も正確かつ分かりやすいものでないといけません。つまり、そのような記事が書けるWebライターの存在が、現代には重要であるということ。

今回は私の経歴についてお話しながら、フリーランスのWebライターになるまでの道のりを解説していきます。

Webライターとして独立するために必要なもの

Webライターとして独立するためには、もちろん文章力や経験が必要です。そしてそれと同等かそれ以上に、覚悟と根性、そして「文章を書くのが好きだという気持ち」が必要となります。

私はフリーランスのWebライターになるために、ある程度の土台を組み立てた状態にしてから前の会社を退職しました。かといって、準備万端だったかと言われればそうではありません。

「もっとこうしておけばよかった…」と感じたこともたくさんありました。

しかし、Webライターになったことは一度も後悔していません。実際いまも毎日楽しくお仕事ができています。

それでは、具体的に私がWebライターになるまでの道のりをお話していきましょう。

独立前はこんな仕事をしていました

大学を卒業して、私はコンテンツ制作会社のライターとして就職しました。

フリーペーパーの小さなコーナーに掲載する原稿の執筆から始め、ポータルサイト用のコンテンツ原稿を書いたり、ときには人の書いた原稿を校正したりと、毎日文章に触れる日々。

3年目を迎えた頃、とある企業の公式ブログとSNSに掲載する原稿執筆兼ディレクションを任されることになりました。

営業日は原則毎日更新、メインのライターは私がひとりという状況で、毎日必死に原稿を書くこと4年間…。私の原稿に対して的確なアドバイスをくださるクライアントさんのおかげで、表現力と執筆スピードはぐんぐん伸びていきました。

つらいこともありましたが、この案件に関わったすべての方に心から感謝しています。

独立を決意したきっかけとタイミング

そんな中、社内の事情によりこの案件を手放すことに。私はそのとき29歳。「30歳になったら、キリもいいし独立するか」と思い立ったのです。とはいうものの、突然フリーランスのWebライターになったところでお仕事をどんどんいただけるなんて思っていません。

友人に相談したり、お仕事でお逢いしたことのあるフリーランスの方に意見を求めたりしながら、独立した自分の姿を想像する毎日でした。

するとそのとき、友人から「知り合いの抱えている案件でライターを探しているらしい。本当に独立するなら手伝ってみないか?」という声かけがあったのです。

私はふたつ返事でその提案に飛びつき、1週間もしないうちに会社へ退職の意思を伝えることになりました。

退職決定~独立までに準備したこと

退職日が決まり、有休消化期間を1ヵ月半いただけることになった私は、とにかく片っ端から知り合いに会うことにしました。

フリーライターの大先輩と食事に行ったり、クリエイターが集う交流会に顔を出したりと、予定をぎゅうぎゅうに詰め込み、挨拶まわりを始めたのです。

同時に、クラウドソーシングにも登録。どのような仕事があるか、単価はいくら程度の仕事が多いかということをチェックすることに。素直に感じたのは、「ライティング案件はこの世に溢れている」ということでした。

がっつり働き始めるのは完全に退職してからにしようと決めていたため、この時点ではクラウドソーシングも本格的には使っていません。息抜き程度にタスクをこなしたり、単価の安い短文原稿を書いたりしながら、基本的な使い方を覚える時間にあてました。

晴れて独立!Webライターとしてどうやって仕事を受注した?

有休消化期間が終わり、Webライターを名乗り始めたのが2018年1月。

私は周囲の方々に恵まれたのか、始動開始月から早々に、ぽつりぽつりと大小さまざまな案件を複数いただくことができました。

ライターステーションにも早々に登録し、いくつかの案件を対応させていただくことに。クラウドソーシングと違って手数料が引かれない点と、シンプルで使 いやすいデザインが気に入っています。収入源の柱として、末永く活用させていただく予定です。

たくさんのクライアントさんと関わってきたこの1年弱。私が感じた、Webライターにとってうれしいクライアントさんの条件はこちらです。

こまめにご連絡をくださる方

フリーランスのWebライターという身である以上、スケジュールの空きはなるべく作りたくないもの。ご連絡が滞ると別件でスケジュールを埋めてよいのか、空けておいたほうがよいのか戸惑ってしまいます。

的確な修正のご指示をくださる方

私は基本的にひとりで執筆にあたっているため、視野も狭くなりがち。原稿が真っ赤に修正されてきたときこそ、成長のチャンスだと考えています。

Webライターとして独立してからの収入

Webライターになった1ヵ月目で15万弱。それ以降は変動もありますが、平均して20万前後というとことでしょうか。

もちろん、ここから税金や年金が引かれるため、決して贅沢はできません。

独立当初は実家暮らしでしたが、独立からちょうど半年でひとり暮らしもできるようになりました。在宅での仕事がメインなので、会社員時代よりは支出が少ないためか、特に不自由なく生活ができています。

いまは継続でお仕事をいただいている会社が5社、不定期に単発案件をいただいている会社も同様に5社ほどです。リアルにお会いしているクライアントさんと、クラウドソーシングとの割合はちょうど半々。

ゆくゆくはリアル:クラウドソーシングの割合を7:3くらいにできればうれしいですね。

ライターとして独立するならなにを勉強すべき?

まず、とにかくたくさんの文章を書くことが最重要。そしてその文章に対して、周囲から率直な意見をもらうようにしましょう。

私の場合、学生時代に小説を書いている頃は、積極的に「どこか詰まったり、読みにくかったりした箇所はあったか」を聞くようにしていました。相手は友人だったことも、教師だったこともありました。

会社員ライターだった頃は、原稿が修正されるつど「その修正はなぜ入ったか」を考えるようにしていました。

言われるがままに修正するだけでは成長しません。納得できなかったり、別の修正案を思いついたりした場合には先方に提案することもありました。

書けば書くほど上手くなる。それが文章です。独立をしたいと考えるなら、とにかく書いて書いて、分からないことは調べながら、さまざまなジャンルの原稿を積極的に書いてみることをおすすめします。

独立したからこそ分かる…やっておけば良かったと後悔したこと

私は何度もブログを作っては、更新できずに閉鎖するということを繰り返してきました。壊滅的な飽き性です。

いまとなっては、どれかひとつだけでも続けておけばよかった、と後悔しています。

Webライターとして各所へ営業をする際、実績はもっとも重要です。また、文章テイストを見てもらえる一番手っ取り早いものがブログだと、私は考えています。

私の場合、会社員時代に携わった企業ブログが一番の実績でしたが、それは会社同士の契約があった上で、会社として受注したお仕事。執筆者の顔を出すスタンスも取っていなかったため、独立した私が堂々と「このブログを運営していました!」と紹介してよいものか分からなかったのです。

いまは実績として紹介させていただける記事も増えましたが、駆け出し当初は「ご自身のブログはお持ちですか?」と聞かれるたびに気まずかったです…。

Webライターとして独立して良かったこと

一番うれしいのは、自由な時間が多いこと。

会社員であれば毎日通勤に時間が取られます。やりたい仕事以外に、いろいろなことを頼まれます。土日が休みの会社であれば、休日にどこかへ出かけよう!と飛び出しても、どこも混雑していることでしょう。

Webライターは、文章を書くことが仕事です。もちろん難しいテーマをいただいたり、なかなか校了しなくて焦ったりすることもありますが、私は大前提として文章を書くのが好きなので、毎日楽しくお仕事ができています。

フリーランスWebライターとしての心がけ

Webライターとなったいま、ゴールはありません。日々勉強という気持ちは忘れないようにしたいです。

また、いつも自分らしい文章を書いていたいというのも、常々感じています。

たとえば10人の読者がいて、私の文章をその10人全員が気に入ってくださる可能性は、かぎりなくゼロです。

10人のライターが同じテーマで3,000文字の原稿を書くとして、一字一句同じ原稿は絶対にできません。要するにライターが書く文章に正解はないということ。

「全員に気に入られなくてもいい。でも、誰にでも分かりやすい文章を書いていきたい」

これが、私がWebライターとして心がけていることです。

【まとめ】Webライターとしての独立編

私はフリーランスという働き方が大好きです。

会社員として働いていた頃にも楽しいことはありました。しかし、ただなんとなく時間だけが過ぎていくような虚しさも感じていました。

安定の会社員という枠から飛び出し、勇気を出してWebライターとなった今のほうが各段に楽しいし、メリハリがある刺激的な日々を送れています。

「どうしよう…」と悩む期間も大切ですが、悩むだけで行動に移せない時間はとてももったいないもの。好きなことを仕事にするというのがこんなに幸せだということを、会社員時代の私に教えてあげたいくらいですね。

この記事を書いた人

ライステ編集部:和賀
ライステ編集部:和賀
1,200名以上登録されてるライタープラットフォーム:ライターステーション責任者。2024年より「記事作成代行サービス」や「Hubspot導入支援」、「インタラクティブ動画」など、コンテンツマーケティングに関する支援を開始。

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