経費で落ちる!在宅Webライターは確定申告をしよう!

在宅Webライターの中でも、税金関係はどうしたらいいか分からないという人がたくさんいます。せっかく在宅で稼いだとしても、必要経費をしっかり計上せずに税金をたくさん払うのはちょっと嫌ですよね。在宅Webライターとして経費で落とせるものはしっかり落とし、確定申告をして節税するのが賢いやり方です。まずは賢く節税するために覚えておきたい税金用語や、どんな経費が落とせるかについてご紹介します。

フリーライターなら覚えておきたい税金用語

「確定申告」や「税金」と聞くと、難しそうで嫌厭してしまう人もいますが、Webライターをする上では、知っておかなくてはいけないこともあります。そこで、Webライターとしてお金を稼いでいくうえで、最低限知っておきたい税金税金用語をご紹介します。

源泉徴収とは?

「源泉徴収」とは一言でいうと「会社などの給与を支払う側が、社員などが納めるべき税品をあらかじめ差し引いた状態で支払う給与や報酬を支払う」制度のことを指します。実際に毎月どのぐらい引かれるかという具体的な金額については、会社や給与、報酬の額によって変わったりしますが、多くの場合は報酬の10%程度です。実際に支払われる給与や報酬と、所得税として引かれている金額については、毎月の給与明細などで確認することができます。

そして年末になると会社が「年末調整」を行い、「給与所得の源泉徴収票」をもらいます。この「給与所得の源泉徴収票」では、1年間でどのぐらい給与や報酬が支払われたか、どのぐらい所得税引かれているかを確認することができます。

そして年末調整を行った結果、毎月の天引きで払い過ぎていた所得税は返ってきます。しかし、Webライターのようにフリーランスの場合は自分で確定申告を行いますので、仕事やクライアントによって「源泉徴収されるもの」と「源泉徴収されないもの」があることを理解しておかないと、損をする可能性があるので注意が必要です。

確定申告とは?

「確定申告」とは、報酬などによる「所得」にかかる税金を計算し、税金を納めるための手続きのことを指します。個人所得の計算期間は1年間で1月1日~12月31日までとなっています。

確定申告をするためには「確定申告書」や決算書、領収書などの必要書類を揃えて、申告をします。確定申告の期間は申告をする期間の翌年、2月16日~3月15日まで(15日が土日の場合は翌月曜日まで)となっていて、その期間内に税務署への申告と納税を行います。

Webライターの場合は、フリーランスであっても兼業ライターであっても、報酬が発生した場合は確定申告が必要となります。確定申告を行うことで、場合によっては払い過ぎた所得税が戻ってくることもあります。

Webライターの報酬の仕組み

Webライターの場合は、契約する案件やクライアントによって報酬の形態が異なります。1記事毎に契約し、納品完了と共に報酬が支払われるものや、いくつかの記事をまとめて受注し、すべての記事が納品されたタイミングで報酬が支払われるもの、コンスタントに記事を納品し、月毎にまとめて支払われるもの、時給制で月締めで報酬をもらうものなど様々な種類があります。

Webライターにとってどの報酬スタイルがいいというわけではありませんが、ここで一番大切なのは、クライアントや報酬の金額によって「源泉徴収されるもの」と「源泉徴収されないもの」があるということをきちんと把握しておくということです。

源泉徴収分を取り戻す方法は?

クライアントが源泉徴収をしてくれた場合は、状況によっては所得税を払い過ぎているという可能性もあります。払い過ぎた分はしっかり返して貰うことが大切です(還付申請)。そして、出来る限り節税するために必要なことをいくつかご紹介します。

収入や経費によっては源泉徴収分が返ってくるかもしれない?!

所得税とは、所得に対して課せられる税金のため、年末の時点で課税対象となるほど稼いでいなかった場合は本来支払わなくてもいい税金となります。その場合は、源泉徴収によって既に引かれいる所得税を返してもらう申請「還付申請」を行う必要があります。還付申請を行えば源泉徴収分が返ってくるということになります。

経費をしっかりつけよう!

とはいえ、稼いだ金額が課税対象にならない程度だと、Webライター一本で食べていくということはできません。そうなるとやはりしっかり稼いでしっかりと税金を払うのが一番ですが、それでもできるだけ節税をしたいところです。

その場合に有効なのが、「しっかりと経費を付ける」ということです。面倒であってもしっかり経費を付けることで、節税対策にもなります。

Webライターが経費として落とせるものはどんなもの?

Webライターが仕事をする場合、さほど必要なものはありませんが、パソコンやノート、ペンなどを使う人が多いと思います。これらの仕事に使う道具を購入した場合は、経費として計上することが出来ます。また他にも、インターネットなどの通信費や電気代の一部、Webライターの技術を磨くために購入した書籍や、出席したセミナーの費用なども経費として計上することが出来ます。取材も行うライターの場合は、取材先までの交通費など、取材で発生した費用はすべて経費として計上することが出来ます。

もし、費用として計上できるかできないか悩んだ場合は、管轄の税務署へ聞いてみると一番確実です。

確定申告で戻ってくる金額はどのくらい?

フリーのWebライターや個人事業主の場合は、所得が38万円を超えた場合に確定申告を行う必要があり、所得が38万円以下の場合は確定申告を行う必要はありません。

実際に確定申告をするといくらくらい返ってくるの?と気になる人もいると思いますが、報酬の金額や、源泉聴取されている金額、住宅ローンや医療費などにもよって金額は大きく異なります。その為、実際にいくら返ってくるか知りたい人は、実際に確定申告書類を作ってみると良いでしょう。国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」から手順に沿って入力しながら実際に確定申告書類を作ると、最後に還付される金額をチェックすることが出来ます。

実は簡単!確定申告のやり方

確定申告というとかなり面倒なイメージや、とても難しいといったイメージを持っている人が多いと思います。実際の計算式などは難しいですが、確定申告自体はとても簡単にできます。

まずは税務署に行って確定申告書の用紙を貰ってくるか、国税庁のホームページからダウンロードをします。インターネット上の操作が苦にならない人は、国税庁のホームページ上で、確定申告書が簡単に作成できるサービスを利用すると良いでしょう。

作成の前に用意するものは、領収書やレシート、生命保険などの控除の証明書、源泉徴収票や支払調書、国民健康保険や国民年金の控除証明を用意してから、手書きまたはインターネット上で確定申告書を作ったら、あとは必要書類を添付して税務署へ持って行くか税務署へ郵送すればOKです。

確定申告書の作成が不安な場合は、税務署で相談をするなどしながら作成してもOKですし、国税庁のホームページにある「確定申告書作成コーナー」で画面の指示に沿って入力をしていくという方法だと一番簡単です。

Webライターは確定申告で節税しよう!

Webライターでしっかり稼いでいる人も、これからたくさん稼ぎたいという人も、案件ごとに源泉徴収されているかをしっかりチェックし、面倒でもWebライターの仕事に必要な経費はしっかりと計上するのが大切です。日々の仕事の合間にこれらのことをしっかりやりながら、毎年2月から3月の確定申告の期間内に確定申告をしましょう。Webライターが、節税をするためには確定申告がを行うことが大切です。

ライターステーションの報酬の仕組み

確定申告をして節税対策するのもよいのですが、できれば手間をかけたくないというのが本音の人もたくさんいます。そんな人はどうしたらいいでしょうか?

それは、「源泉徴収してくれるクライアントとお付き合いする」ということが重要です。しかし、源泉徴収をしてくれるところをを探すのは大変だと思っていませんか?そんなことはありません。

ライターステーションでは、登録しているWebライターさんに報酬をお支払いする際にしっかり源泉徴収をしています。

源泉徴収されているので納税も楽々

ライターステーションからWebライターさんへ報酬をお支払いする場合、予め源泉徴収を引いた状態でお支払いをします。その為、ライターステーション以外での収入がなければ、他に納税に関する手続きをする必要はありません。ライター技術を磨きながら収入を得て、なおかつ納税も楽々なライターステーションにぜひ登録してみてください。

この記事を書いた人

ライステ編集部:和賀
ライステ編集部:和賀
1,200名以上登録されてるライタープラットフォーム:ライターステーション責任者。2024年より「記事作成代行サービス」や「Hubspot導入支援」、「インタラクティブ動画」など、コンテンツマーケティングに関する支援を開始。

Hubspot導入支援サービス概要資料

Hubspot導入支援概要資料
Hubspot導入支援に関する概要資料になります。
まずはお気軽にダウンロードしてください。