専業のWebライターとは?生計を立てる手順をご紹介

自宅にいながら手軽に始めることができる仕事の1つに、「Webライター」があります。ライティング力がついてくると、「専業のWebライターとして生計を立てていきたい」と思う人も出てくるでしょう。
しかし、専業のWebライターとして活動していくことに対して「本当に稼げるのか」「どのような手順を踏めばいいのか」など、不安に感じていることも多いはず。
そこで今回は、専業のWebライターとして生計を立てるための手順や仕事の受注方法などを解説していきます。
Table of Contents
専業Webライターは生活できる?
専業のWebライターになる際、もっとも大切なのは「Webライターで生計を立てることはできるのか」「生活するのに困らないくらい稼ぐことができるのか」という点ではないでしょうか。
結論から申し上げると、専業のWebライターとして生活していくことは十分可能です。もちろん、いきなり会社員の方と同じような報酬を受け取ることは難しいかもしれません。
しかし、時間をかけてクライアントから信頼されるような記事を書き続けることで、少しずつ単価の高い記事を受注できるようになり、最終的には会社員とそん色ない、場合によってはそれ以上の収入を得ることができます。1つ1つの記事を誠心誠意書くことが必要になるでしょう。
専業のWebライターになるために大切な2つの要素
専業のWebライターとして生計を立てるためには、精神面・技術面で2つの要素が大切となります。
方向性を決める
Webライターにはさまざまなタイプの人がいます。「方向性」と言い換えてもいいでしょう。
例えば、専業・兼業、文字単価で仕事を受ける人・記事単価で仕事を受ける人、完全在宅で仕事を受ける人・取材などにも取り組む人など、その方向性はさまざまです。
その中でもっとも重要な方向性が「雑記ライター」と、「特化ライター」2つになります。
雑記ライターとは得意な分野を定めずに、さまざまなジャンルの記事を執筆するライターのことを指します。
一方特化ライターとは、スポーツや医療・法律・美容など、自分が得意とする専門分野の記事を中心に執筆するライターのことです。
雑記ライターはジャンルを問わず仕事を受注できるため、仕事を失いにくいという特徴があります。
仕事がゼロにならず、執筆し続けられるというのは専業Webライターとしては大切な点です。しかし、専門性の高い記事を書くことができないと単価を上げづらいという側面もあります。
それに対して特化ライターは、特定の分野の深い知識が求められる分、単価の上がるスピードも速い傾向にあります。
しかし、ジャンルによっては記事の需要が低く、クライアントを見つけづらいことも。特化ライターとして活躍するには、知識の深さに加えて、そのジャンルの需要が高いかどうかというのも大切になってきます。
SEOライティングを身につける
専業のWebライターになるために大切なこと、2つめは「SEOライティングを身につける」という点です。
「SEO」とは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。検索エンジンとは、GoogleやYahoo・Safariなど、みなさんが普段何かを調べる際に利用している検索サイト指します。
つまりSEOライティングとは、Googleなどの検索エンジンで上位に表示されるようなライティング能力、ということです。
もちろん、記事の内容が読者にとって有益な情報を提供できていなければ読まれることはありません。
それと同時に、検索エンジンに「この記事は優良記事だ」と思わせなければ、そもそも検索結果に反映されず、読者の目に留まることもないのです。
このSEOライティングがある程度身についてるWebライターは特別な指導をする手間が省けるため、クライアントから重宝されます。
しかし、いきなりSEOを意識したライティングをするというのは簡単なことではありません。最初はクライアントから記事の修正をお願いされることもあるでしょう。
執筆する中でSEOライティンについての知識を身につけ、場合によっては専門書等でさらに深い知識を補うのもおすすめです。
Webライターとして生計を立てる手順
次は、未経験の方がWebライターとして生計を立てるための手順について解説します。
生活コストを抑える
まずは、生活コストを抑えることを意識しましょう。未経験の方であっても、Webライターとして記事を書き続ければ、初月から8~10万円程度は稼ぐことが可能です。もちろん、それなりの作業量は必要になります。
しかし、専業として仕事をする上で、10万円の収入で構わないという方は少ないでしょう。そこで、収入が増えるまでの期間、生活コストを最小限に抑え、生活費がマイナスにならないように注意することが大切です。
Webライターとして得られる収入より生活コストの方が多くかかってしまうと、「この収入じゃやっていけないからもっと稼がなきゃ」や「もっと単価の高い記事を受けないと」など、焦りにつながり、自分らしい記事が書けなくなってしまいます。
生活コストをできれば10万円以内に抑え、「10万円稼げば最低限の生活はできる」と考えることで、心にゆとりをもって執筆に励むことができます。
また、月10万円の収入であれば、1日中記事を書き続けなくても得ることができます。
そのため、残った時間で先ほど紹介したSEOライティングについて学ぶことや、専門書を読んで知識を深めることができます。そうして徐々に収入が増えていき、生活レベルも上げていけばよいのです。
継続して仕事を受ける
専業のWebライターが一番恐れていること、それは「仕事がゼロ」になることです。特にWebライターになりたての頃は、いきなり案件が終わってしまう場合や契約を切られてしまうケースも少なくありません。
そのため、1つの案件に頼ってしまうと、いきなり仕事がなくなり、その結果収入が途絶えてしまうかもしれません。
そうならないためにも、「継続して仕事を受け続ける」ことが大切です。仕事を探す際は、「継続依頼」を前提としてものを探すことや、執筆中もより良い案件がないか探し続けるなど、常に仕事がある状態を保つことを意識してください。
また、継続依頼ではなく短髪の執筆依頼だったとしても、記事の内容によって継続的に仕事を振ってもらえることがあります。
1つ1つの記事の完成度を上げることに加えて、仕事が完了した際に「その他にお力になれることはありますでしょうか」と声をかけるのも有効的です。
仕事はどこから受注できる?
最後に、未経験の方が仕事を受注する際におすすめのサイトを3つご紹介します。
クラウドワークス
1つめは、クラウドソーシングサイト最大手の「クラウドワークス」です。システム開発やデザイン・翻訳など、さまざまな種類の仕事があるのが特徴的で、ライティングの案件も豊富です。
今すぐ作業をしたいという方に向けて「タスク」という仕事形態もあり、自分の気になる分野をすぐに執筆可能です。毎日案件が追加されているので、定期的にチェックするとよいでしょう。
ランサーズ
2つめは、同じ人気クラウドソーシングサイトの「ランサーズ」です。ランサーズも案件が豊富にあるのが特徴的です。
さらに、最近「案件に対するAI判定」が導入され、仕事内容に対して報酬が「優良価格」「適正価格」「市場価格と相違」の3段階で表記されるようになりました。未経験の方が報酬の低い案件で疲弊する可能性が減ったと言えるでしょう。
ライターステーション
最後におすすめするのは「ライターステーション」です。ライターステーションは、クラウドワークス・ランサーズとは違い、登録後自分で案件を探すのではなく、担当者から案件の連絡が来ます。
また、登録時に一定のライティングスキルが備わっているかどうか簡単な試験があるのも特徴的です。もし試験に落ちてしまったとしても、何度でも受け直すことが可能なので、ライティング力が上がったと思ったら再チャレンジしてみるとよいでしょう。
まとめ
専業のWebライターとして生計を立てるには、相応の時間がかかります。しかし、記事の執筆に集中し質の高い記事を書き続ければ稼ぐことが可能です。
ライターステーションであれば、継続的に仕事を受注できるため、心にゆとりを持ちながら執筆できます。残った時間を専門知識の習得に充てるのもおすすめです。また、1人1人に担当者がついているので、分からないところは積極的に質問しましょう。
専業のWebライターとして生計を立てたいなら、今すぐ行動してください。
この記事を書いた人

- 1,200名以上登録されてるライタープラットフォーム:ライターステーション責任者。2024年より「記事作成代行サービス」や「Hubspot導入支援」、「インタラクティブ動画」など、コンテンツマーケティングに関する支援を開始。
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